ウイルスフリー苗
イチゴの苗は種を蒔いて育てるのではありません。苗そのものから「ランナー」と呼ばれるツルが伸びてそこから根っこや葉っぱが生えて子どもの苗になります。何世代も無限に増やすことができますが、何年もその方法で増殖させていると、途中で病原菌やウィルスを保菌して正常な生育ができない苗になってしまうことがあります。なので、数年に一度又は毎年、最初の苗を無菌状態のものからスタートさせることが必要です。
三軒屋では、夏場に苗の病気を絶対に出したくないので、万全を期すために毎年試験管育ちのウィルスフリー苗を導入しています。この小さな苗からまず親株となる苗を増殖させ、その苗からさらに定植用の子苗を増殖させる二段構えの育苗方法を取っています。
本日、待ちに待ったフリー苗3品種が届きました。シーズン真っただ中ではありますが、来作の作業も始まります。
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