天敵導入
主要害虫「葉ダニ」を防除するため、天敵である「チリカブリダニ」と「ミヤコカブリダニ」をすべてのハウスに放ちました。
害虫の「葉ダニ」は、風に乗ってハウス内に飛来し、葉っぱの裏にくっついて汁を吸います。卵を大量に産み世代交代も早いことから、被害があっという間に拡がります。
被害がひどいとイチゴの生育が停止、枯れたのと同様の状態になる場合もあります。
「葉ダニ」をやっつけるのに有効な農薬が少なく、イチゴ農家は毎年この「葉ダニ」対策に頭を悩ませます。
ということで、「葉ダニ」を食べる「ダニ」にご協力いただこうということです。
生物ですが法律上は「農薬」の位置づけです。
一瓶におがくずと一緒に2,000~2,500頭の天敵が入っています。これをまんべんなく葉っぱの上にふりかけていきます。(腕が疲れる)
今回の散布がうまくいけば、11~2月くらいまでは「葉ダニ」の発生を抑えてくれるので、「葉ダニ」を対象とした化学農薬を使用せずに済みます。
2月上旬以降にもう一度天敵を追加すればシーズン中丸々OKの可能性も。イチゴの生育状況、病害虫の発生状況をよく観察することが大切です。
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