大剣会 創立40周年記念式典
大剣会は、昭和49年2月に静岡市立大谷小学校の体育館が完成したことをきっかけに大谷小学区スポーツ少年団の一部門として創立されました。
師範は、地元東大谷出身の故望月義一剣道教士七段。
創立当時は同時期に80人を超える小学生が在籍するなど、大変な賑わいをみせた剣道教室です。
大会等でも好成績を残し、当時の静岡市内の剣道教室では認知度が高かったと聞いています。
その後、児童数の減少など時代の変化とともに門下生も減り、一時期小中学生の活動を休止した時期もありましたが、OBらによる「一般の部」の活動を継続してきました。
数年前に小学生部門の活動を再開したところ徐々に入門者が増え、現在小学生23人、中高生10人、一般16人、合計49人で活動をしています。
ということで、今年晴れて40周年!!
記念すべき本年度のうちに「記念行事」を開催せねば!!ということで、本日表題の式典を開催することとなりました。
記念式典の【第一部】として午前中は、本拠地大谷小体育館で現役会員、指導者、OBら大剣会に関わるすべての皆さんによる紅白戦です。
故望月師範の遺影が見守る中、先鋒から大将まで、1チーム23人という大型団体戦を行いました。順序は学年順、後半の一般は段位順としました。
先鋒の小学1年生のピヨピヨから後半の高段者の重厚な試合まで充実の23試合が行われ、結果は勝者数が12対10(取得本数25対19)という接戦で紅軍の勝利となりました。
引き分けはわずか1試合だけ。各年代、段位別で引き締まった充実した試合が展開され、見ていて大変面白い試合となりました。
皆さんの日頃の稽古の成果が発揮されたこと、そして審判が上手だったのだと思います。
今回、大圓堂拓心館の福島平八先生もかけつけてくださいました。福島先生は大剣会の創立当初、望月師範と一緒に小学生をご指導いただいた大剣会とはゆかりの深い先生です。
↓試合後、福島先生からアドバイスを受ける福島。血縁関係は不明。
試合終了後は有段者に元立ちをお願いして、小中学生がかかる地稽古を30分程度行いました。
静岡市剣道連盟会長の安永宗司剣道教士八段もお見えになり、子どもたちに稽古をつけていただきました。
子どもが大人に必死でかかる、こういう稽古が本当に大切だと思います。大勢の先生方にご参加頂き、ありがとうございました!!
最後に参加者全員で記念撮影です。大剣会は何かあるとすぐに記念撮影。そしてブログアップ。新規に入門される方はご覚悟を。
【第二部】
この後17時から高松の大石商店で、指導者、現役会員保護者、一般の部、OBの皆さんで宴席を設けました。懐かしい顔ぶれに接し、楽しい時間を過ごすことができました。
OBをそそのかして剣の道に再び引きずりこむ絶好のチャンスです。私が言わなくても周囲の皆さんが自然とその動きをしてくれていたようで、うちの舎弟君もその罠にはめられていたようでした。
冒頭に代表の高橋先生から、亡き師範の望月義一先生や大剣会の歴史について詳しくお話がありました。
大剣会に所属する会員全員が大剣会の歴史について理解し、今後さらに活動を盛り上げていっていただきたいと思いました。
次は平成31年に「創立45周年記念式典」を開催いたします!!(キッパリ)
懐かしい面々が集結。とっても楽しい会となりました。ご参加いただいた関係者の皆様、ありがとうございます。
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コメント
昨晩ふと夢の中に望月義一先生が現れて、気になりネットで検索したらたどり着きました。現在日本に居ない事も多く母校と大剣会が引き継がれてた事を知り大変嬉しかったです。HP運営者さんありがとうございます。福島先生、曽根先生(だと思うんですが)の懐かしいお姿も拝見できて感激至極。佐藤さんが引き継がれた様ですが適任ですね。当時一番スマートだったと思われる、関さんに「随分変っちゃったね大賞」をあげて下さいw いつまでも大剣会があります事を遠い所から祈念してます。
投稿: HK | 2015年11月30日 (月) 10時05分
初めての企画でしたが、とても良かったですよ。三地区大会を真似て格式高くやってみました。
投稿: たかし | 2014年11月 6日 (木) 07時03分
素晴らしい! 見習いたいイベントです(^O^)
投稿: ワサビの父 | 2014年11月 5日 (水) 22時42分