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2013年7月12日 (金)

啐啄の機

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セキレイの雛が無事孵化したことをお祝いして、静岡県剣道連盟の前会長 滝川貞司教士八段が市剣連会長の時代にお作りになった手拭いを紹介します。

なかなか読めませんが、「啐啄(そったく)の機」と読みます。

「啐啄」とは、野鳥が卵から孵化するときに、雛は内側から親鳥は外側から殻をつつき、このことが同時に行われて初めて雛がこの世に生まれてくるという自然の摂理を表した禅語です。

これを、師匠と弟子の関係に置き換えて、弟子が教えを必要としているときに、師匠が絶妙なタイミングで教えを与えることができれば、弟子はその教えを習得できる…。そんな意味に使われるそうです。

滝川教士は常日頃から「指導者も自ら求めて稽古しなさい」とおっしゃっています。

少年剣道の指導にかまけて自分自身の稽古をしないと、子どもたちが今本当に何を必要としているかを感じ取るセンスが鈍りますよ・・・、

子どもたちの元立ちだけやって、稽古したつもりになっていてはダメですよ・・・。

そういうことなんだろうと思います。

この手拭いの教えは、まさに私たち指導者に向けられたものだろうと思います。

参考(平成22年度 静岡市剣道連盟 広報だより 前芝忠俊教士七段の寄稿)

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