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2013年2月28日 (木)

為合・仕合・試合

先日の静岡県剣道連盟60周年記念祝賀会で特別功労賞の表彰式がありました。

受賞された「井上義彦範士」がスピーチの中で「試合」のことについてお話しされ、大変印象に残りましたので、以下、勘違いがあるかもしれませんが、範士のお話の概略を紹介します。

pencil私たちは日頃の剣道修行の中で「試合」をするわけですが、「しあい」とは元々「為合」と書き、言葉の起こりは奈良時代だと言われている。

「為合う」とは互いが互いのために役に立ったり、利益になったりすることの意味で、他者と「為合う」ことがうまくいった満足感を「しあわせ」と称した。

その「為合」が室町時代に「仕合」に変化し、意味も「互いにぶつかり合って切磋琢磨して人間性の向上に努める」という意味に変化した。

その後、幕末から明治時代になると、お互いの技量等を試し合う「試合」という言葉に変化し今日に至る。

現代剣道は、「人間形成の道」であるので、私たちはもともとの「為合」の意味をよく理解し、勝者と敗者を決する争いの場としての「試合」でなく、互いの人間性の向上のために誠心誠意全力を尽くし合う「仕合」をしなければいけない。

2013022814080000001
think祝賀会会場でスピーチを聞いていたときには分からなかった部分もあったので、家に帰ってすぐ井上範士の「剣道指導副読本」を読み返して復習いたしましたが、私の認識が間違っていたら関係者の皆様、ゴメンナサイ!!

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